▲主人公はお転婆な少女ディディ(左)と、そのパートナーのドーン(右)。ドーンはティディが生み出した空想上の友だちで、ディディにしか見えない。
フィルム・ノワールのような不思議な世界を舞台に展開する、一風変わった雰囲気のアクションアドベンチャー『Contrast』。プレイヤーは、家庭に問題を抱えた少女ディディの空想上の友だち・ドーンとなり、影の世界に入る能力を使ってディディの冒険の手助けをしていく。ゲームは、現実(3D)と影(2D)の世界を行き来する本格的なアクションパートと、光源を使って道を作り出していく手応え抜群のパズルパートを繰り返すことで展開。光と影のコントラストがもたらす、どこか大人びた世界観と幻想的なストーリーにも注目だ。
▲光と影の幻想的な世界を舞台に物語は展開していく。その物語にそって、合計29ものステージが用意されている。
アクションパートでは、プレイヤーは空想上の友だちであるドーンを操作。ドーンは影の中に入り込む能力を持っているので、現実と影の世界を行き来しながらステージを進んでいく。現実では3Dの3人称視点で進行し、影に入ると2Dのスクロール型アクションに切り替わる。現実では通れない場所を、影の中を進んでいくなど、うまく切り替えながら進めていこう。影の世界でもジャンプやダッシュはできるが、別の影に当たってしまうと現実世界に押し戻されるので注意が必要だ。
▲現実は3D、影は2D。これら2つをうまく切り替えながらステージクリアを目指す。
ステージを進んでいくと、現実でも影でも道が途切れてしまい、先に進めなくなってしまう場合がある。そんな時はパズルパートに切り替わり、光源を動かすパズルで影の道を作っていくことになる。光源を左右に動かせば影も左右に動き、近づけたり、遠ざけたりすることで影の大きさも変化する。うまく建物と建物を影で結ぶなどして、ドーンが通るための道を作っていこう!
▲光源の移動を行うのはディディ。実際に移動するドーンをうまく導いてあげよう。
舞台は1920年代。母子家庭で育ったしっかり者の少女ディディは、暇さえあればたった1人の友だち・ドーンとの空想にふけっていた。ある晩、ディディを寝かしつけた母親のカットは、チャンスをつかむためキャバレーへ向かう。カットはこの数カ月、街で一番のキャバレー“ゴーストノート”で、主役の座を得るために必死で頑張ってきたのだ。そして今夜がショーの本番だった。
そんな中、カットの別れた夫・ジョニーが街へ帰ってくる。豪華なサーカスを興行して、カットとやり直すために……。ショーを是が非でも成功させたいジョニーだったが、ギャングたちとの悪しき因縁により、彼の命運は尽きようとしていた……。
発売元 | Compulsion Games |
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ジャンル | アドベンチャー |
CERO(対象年齢) |
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プレイヤー | 1人 |
©2013 Compulsion Games