『ドローン・トゥ・デス』は、最大4人でオンラインの乱闘戦・チーム戦を楽しめるアクションシューターです。その名前(原題『Drawn to Death』、死ぬほど落書き)が意味するとおり、高校生がラクガキした個性的なキャラクターたちが、黒歴史ノートの中で過激な闘いを繰り広げます。
本作のディレクターは『GOD OF WAR』などの大作シリーズを手がけてきた人気クリエイター、デイビッド・ジャッフィー氏。落書き風のビジュアルや型破りなキャラクターの印象に反して、丁寧に作りこまれたゲームシステムにより、初心者からコアゲーマーまで楽しむことができます。
悪魔の力を得たガンマン風のキャラ、拘束具っぽいロングコートを着たサイボーグ吸血鬼、かわいい着ぐるみ顔の凶悪キャラなど、アメリカと日本で国は違えど男子中高生の考えることはだいたい同じだなぁとしみじみ感じる中二病的キャラクターが参戦します。
「荒野のセニョリータ」ディアブラ・ティファーナ
「吸血サイボーグ」サイボーギュラ
「連続殺人クマ」アラン
「アメリカの良心」ブロンコ
「パンク☆キッド」ジョニー・サベージ
「爆乳サメ忍者」ニンジョーズ
それぞれ特有の必殺技を持ち、さらにジャンケンのようにキャラクター同士で得意・不得意な力関係があるため、少年マンガの能力者バトルのように、相手の裏を読みながら技を撃ち合うようなスリリングな闘いを誰でも繰り広げることができます。
武器は、ゲーム内のミッションをクリアしていくことでアンロックされていき、25種類以上を使用できるようになります。しかし大半の武器は見た目も性能も異常に癖が強く、初めて使ったときにはゲーム制作者の脳みそを疑うこと間違いなし。ただし癖の強さを上手くモノにできれば、どれも威力は十分です。誰かにとってはまったく使えないハズレ武器も、あなたが使いこなせば最強ウェポンになる可能性も・・・!?
RPG: 相手は爆発で死ぬ。
JRPG: 相手はJRPGで死ぬ。
エミリー:バナナを食べて○○○を投げる。
ジョーおじさん:もう色々とぎりぎりだ。
本作には、PSNのフレンド同士で気軽に楽しむ「フレンドマッチ」、世界中のプレイヤーを相手に戦う「フリーマッチ」、そして栄誉ある称号を求めて腕試しに挑みたい人のための「ランクマッチ」があります。各モードでは、7種類のマップを舞台に様々なルールで乱闘や共闘を楽しめます。
★シンプルデスマッチ(最大4人でのバトルロイヤル)
・敵を1人倒すと1ポイント獲得
・10ポイント先取のプレイヤーが勝利
★シンプルチームデスマッチ(2 VS 2のチーム戦)
・敵を1人倒すと1ポイント獲得
・10ポイント先取のチームが勝利
★ハードコアデスマッチ(最大4人でのバトルロイヤル)
・敵を1人倒すと1ポイント獲得
・倒されると1ポイント減点
・5ポイント先取のプレイヤーが勝利
★ハードコアチームデスマッチ(2 VS 2のチーム戦)
・敵を1人倒すとチームが2ポイント獲得
・倒されると1ポイント減点
・20ポイント先取のチームが勝利
★タイマンマッチ(1 VS 1のタイマン戦)
・敵を倒すとラウンド獲得
・4ラウンド先取が勝ち
★臓器摘出マッチ(最大4人でのバトルロイヤル)
・倒れた敵から心臓が取れる
・拠点に心臓を運んで一定時間待つとポイント獲得
・移動する拠点はポイントが2倍
・20ポイント先取で勝利
★臓器摘出タイマンマッチ(1 VS 1のタイマン戦)
・倒れた敵から心臓を取るか落ちてくる心臓を取る
・拠点に心臓を運ぶとポイント獲得
・10ポイント先取で勝利
本作のゲームデザインの大きな特徴は、自分も敵もなかなか死なないところ。キャラクターには十分なライフが与えられており、シューター系ゲームでよくある「オンライン対戦でとんでもない上級者に瞬殺された…」という切ない展開はほとんどありません。
お互いのライフが多いため、プレイヤーはマップ中を縦横無尽に移動しながら、追いつ追われつの駆け引きを展開することになります。マップには一発逆転の可能性を秘めた様々なアイテムや裏道などのギミックがたっぷり用意されており、プレイヤーの発想次第で、追われていた側が一転して相手の背後をとって止めを刺すといった、予想の付かないゲームを楽しむことができます。
本作は、「挑発」モーションとしてキャラクターの吹き出しにGIF画像風アニメーションが流れる独自の挑発システムを備えており、100種類以上の挑発バリエーションを用意しています。また、プレイ中に自由に発動できる挑発を最大4つセット可能で、敵を撃破した時に自動で発動する挑発も選べるなど、挑発関連のシステムは非常に充実しております。
とはいえ本作の挑発は、暇人がネットから拾ってきたような謎のGIFアニメ。敵同士で挑発し合ってもそこまで殺伐とした気持ちにはなりません(たぶん)。あなたも自分らしい挑発スタイルをぜひ見つけてみてください。
落書き風のグラフィックのせいで、「適当に作ってんじゃないか?」と誤解されかねない本作ですが、実はやりこみ要素も充実しています。キャラクターごとのレベルアップ、「ランクマッチ」のランクアップ、挑発のアンロック、武器のアンロック、スキンのアンロックなど、数多くのやりこみ要素が適度な難易度で詰め込まれておりプレイヤーを飽きさせません。
また、お金ですべてを解決したいタイプの人向けに、武器を一気にアンロックする「武器大人買いセット」といった課金アイテムも用意しておりますので、併せてご検討ください。
発売元 | (株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
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ジャンル | 大乱闘アクションシューター |
CERO(対象年齢) |
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プレイヤー | 最大4人(オンライン専用) |
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