PS4版にはゲームの本編と外伝ファンディスクが収録されるだけでなく、PS Vita移植版で追加された豪華声優陣によるボイス付きの現代編や、ショートストーリー・イラスト鑑賞などのオマケ追加要素も搭載されている。また、PS4版では新たに一部スチルのリメイクやUIの演出等が強化。PS4 Pro×4Kの高画質に対応し、迫力ある美麗グラフィックやストーリーを楽しめる。
「あなた」は気づけば、古ぼけた屋敷にいた。
目の前には、「あなた」を旦那さまと慕う、翡翠の目をした女中がいる。
しかし「あなた」には記憶がなく、自分が何者なのか分からない。
生きているのかさえも。
そんな「あなた」に、女中は屋敷で起きた数々の悲劇を見せるという。
そこに、「あなた」の痕跡があるかもしれない……。
「あなた」は時代と場所を超えた四つの悲劇を目撃する。
これらを物語として終えてしまうのか、
あるいはその先を求めるのかは……
「あなた」次第だ。
しかし、どこかの誰かはこう言うだろう。
「他人の悲劇だから耐えてこられたんだよ」
その日、ある“少女”が領主の手によって処刑されかけていた。
少女は特殊な生い立ちを負っていた。
彼女は産まれた村で聖女として崇められ、奇跡の力を持つと言われていた。
しかし領主が剣を振り上げ叫んだ言葉は、真逆のものだった。
「――聖女の皮を被った魔女め!」
だが“少女”は、一人の“青年”によって救われた。
それが“少女”の幸福の始まり。
そして同時に、千年にも渡る長い長い悲劇の幕開けでもあった。
私たちには過去の記憶がある。
少年少女時代といった十年二十年で済むものではなく――
前世、という過去。
かつて呪われた館が存在し、中世という時代に生きた記憶。
それだけでなく、魂という存在で、数々の時代を見守ってきた記憶。
そして――
呪いという因果で結ばれた者たちと、関わりをもった記憶。
パリ郊外のアパートで両親の代わりに大家をすることとなったミシェルは、
そこでかつて関わった人々と巡り会うことになる。
だが、その時はまだ知らなかった。
彼らがどのような経緯を経てきたのかを。
前世の記憶があるということは、必ずしも幸福への道ではないのだということを。
左から、
館の女中、ミシェル・ボランジェ、白い髪の娘、ネリー・ローズ、メル・ローズ、ポーリーン、貿易商の男、マリーア・カンパネッラ、ヤコポ・ベアルザッティ
<現代編キャスト>
ジゼル(CV:瀬戸麻沙美)、ミシェル(CV:櫻井孝宏)、少女(CV:小清水亜美)、メル(CV:保志総一朗)、ネリー(CV:阿澄佳奈)、ユキマサ(CV:鈴村健一)、ポーリーン(CV:豊崎愛生)、ヤコポ(CV:諏訪部順一)、マリーア(CV:堀江由衣)
発売元 | ヒューネックス(株) |
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ジャンル | 悲劇と絶望の西洋浪漫サスペンスホラーノベル |
CERO(対象年齢) |
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プレイヤー | 1人 |
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