巨大な円柱を中心に築かれた空中都市“ヘキサヴィル”。『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』の物語は、この街の一角で、記憶を失くした1人の少女が目を覚ますところから始まる。重力を操る不思議な黒猫“ダスティ”と出会い、“重力使い”となった少女は、街を襲う災害“重力嵐”とともに現れるようになった謎の怪物“ネヴィ”と戦うことになる。
重力使いとしての力を、重力嵐やネヴィの脅威から街の人々を守るために使うようになった少女は、やがて街に人々からこう呼ばれるようになる。忘河の重力使い“グラビティ・キトゥン”と──。
本作の最大の特徴は、重力をコントロールする主人公・キトゥンのアクション。“重力チェンジ”で重力のかかる方向を切り替え、あらゆる方向に“落ちる”ことができる。これにより、上空に向かって落ちれば高い建物の上まで一気に移動ができるし、壁に向かって落ちれば垂直の壁も地面を歩くかのように移動することができる。
また、重力のコントロールは移動以外にもいろいろと使い道がある。落下の勢いを利用して敵に強烈な蹴りを入れる“重力キック”や、重たいものでも持ち上げられる“重力グラブ”、さらに持ち上げたものを投げつける“重力スロー”など、多彩なアクションを駆使して敵と戦ったり、街の人たちの手助けをしたりするのである。
記憶を失っているため、最初は黒猫のダスティとふたりぼっちのキトゥンだが、ヘキサヴィルの街で暮らしていく中で、さまざま人たちと出会うことになる。キトゥンに敵対するもう1人の重力使いの少女“クロウ”、ネヴィを操る冷酷な犯罪者“エイリアス”、キトゥンに助言を与えてくれる占い師“アキ”、何かとキトゥンを事件に巻き込む警務官“シドー”、世界の創造主を自称する神出鬼没の老人“ゲイド”など、個性的で魅力的な顔ぶれがそろっている。
重力使いの少女“グラビティ・キトゥン”と、猫の形をした謎の生命体“ダスティ”。
左から、クロウ、エイリアス、アキ、シドー、ゲイド。
発売元 | (株)ソニー・コンピュータエンタテインメント |
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ジャンル | 重力アクション・アドベンチャー |
ゲームデータセーブ先 | メモリーカード |
CERO(対象年齢) |
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プレイヤー | 1人 |
©2012 Sony Interactive Entertainment Inc.