照りつける太陽のもと、鈍く輝くサーキットを幾多ものバイクが駆け抜ける。風を切るように進んだそこにはタイヤ跡が刻まれ、芸術的な線が描かれていく。ライダーたちの想いを乗せて轟くエンジン音も心地よく、同時に見るものをレースの熱狂と興奮の中へと引きずり込む。
目指すは世界最高の栄光へとつながるチェッカーフラッグ。我々の眼前に広がるのは、ゲームの域を越えた本物のロードレースの世界だ——。
本作は、最高峰のロードレース世界選手権“MotoGP”を元にしたレーシングシミュレーション。2015年の公式“MotoGP”の完全再現を目指して作られており、映像の美しさや演出はもちろん、バイクの操作感などすべての面においてリアリティを追求した作品に仕上がっている。
またオンライン、オフラインともに充実したモードの他、初心者から上級者まで幅広くプレイできるように配慮された操作オプションも魅力だ。
レーシングシミュレーションの一番の注目ポイントであるバイクは、実在のモデルを忠実に再現。デザインだけでなく排気音や走行音も本物を使ってレコーディングされているのに加え、走行のクセも現実にかなり近く表現されている。視覚と聴覚、そして操作感からも本物のバイクが持つ魅力を存分に味合わせてくれるはずだ。
バイクの挙動はもちろん物理演算。また、ピットスタッフのモーションなど、すべてのアニメーションはモーションキャプチャーによって作成されている。
サーキットも実データに基づいて作られており、距離や傾斜などを完全に再現している。道路や縁石、地形などにも公式のガイドラインが用いられ、実際のサーキットと見比べても違いがわからないほどの仕上がりに!
実在のものを再現したデザインの数々に加え、リアリティを高める演出にも注目。反射や影などを考えて設定されたライティングや、水しぶきなどのエフェクト、刻々と変化する空の模様など、細部にいたるまでリアルさが追求されている。
カメラは第三者視点の他、ヘルメットカメラやフリーカメラが使用可能。
プレイヤーは、自分のアバターを作成してカスタマイズできる。項目は氏名、ニックネーム、顔、年齢、身長、国籍、レース・ナンバーの他、ライディング・スタイル(バイクに乗っている時の姿勢。肘擦りやボディアウトなど5種類のスタイルを選べる)も設定可能だ。
この他、グローブやブーツ、ライディングギアなどの色を変えたり、自分が所属するチームの名前やロゴをカスタマイズしたりすることも! 憧れの選手やキャラクター、自分自身を投影したような姿など自由にプレイヤーキャラクターをクリエイトし、世界最高峰のロードレースに参戦してみよう。
もちろん、バイクもカスタマイズ可能。ステアリングの微調整やギア比など、かなり細部までチューニングが可能だ。バイクの知識がない人のためにエンジニアも用意されており、「曲がりにくい」や「速度が遅い」などの注文を投げかけるだけで正しいチューニングを行える。
シングルプレイヤーには5種類のモードを収録。さらにチャンレンジモードとなる“スペシャルイベント”は、オンライン・オフラインで対戦が可能だ。
レースではオートブレーキやオートシフトチェンジといったライディング操作の補助機能も搭載されているので、初めてレースゲームに触れるプレイヤーから熟達したプレイヤーまで満足のいくゲーム体験を味わえる。
クイックレース
選手・チーム・サーキットをランダムに決定してくれるモード。お手軽にレースを開始できる。
グランプリ
MotoGP、Moto2、Moto3の選手やサーキットを自由に選べるカスタムレース。2015シーズンや2014シーズンの選手データだけでなく往年のチャンピオンデータも搭載されており、約200人の実名選手から選択することができる。
世界選手権
カスタムシーズンのモード。3~20戦の好きな日程でカスタムのグランプリシーズンを作成でき、その中で総合ポイントを争うことになる。
MotoGPキャリアモード
Moto3、Moto2とキャリアアップし、MotoGPを目指すストーリーモード。スポンサーチームとの契約やファンの獲得、モーターホームでの生活など、架空のMotoGPライダーの1人としてシーズンを体験できる。
リアルイベント2014
実際のMotoGPの2014シーズンを再現したモード。イベントシーンには公式のMotoGPの映像も用いられており、あの日の名シーンや名勝負にチャレンジできる。
2ストロークイベント
過去のMotoGPチャンピオンの名シーンを再現したモード。伝説にチャレンジすることが可能だ。
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