『レイルウェイ エンパイア』の舞台は、1830年代から約100年にわたる開拓時代のアメリカ。プレイヤーは鉄道会社の経営者となり、都市と都市の間に線路を敷いて交通網を作り上げていく。そして各地の特産品を輸送したり、人の流れを作って地域の経済を発展させながら、路線を広げていくのだ。さらには地域の産業を買収して運営したり、株式市場に投資して資金を得ることで、会社の規模を拡大することも可能。最終的に一大鉄道帝国を築き上げるのがゲームの目的となる。
広大な北アメリカは、衛星地図をベースにした、精緻なグラフィックで描き出されている。本ゲームの開発を担当した「Gaming Minds Studios」独自のグラフィックエンジンにより、俯瞰視点からズームインしていけば、都市の建物、列車のディテールまでシームレスに見ていくことができるのだ。また、「ライド・アロング」機能により、列車視点の風景をのんびりと楽しむこともできる。
本ゲームには実在する41種類の機関車、34種類の貨車が登場する。開拓時代初期の蒸気機関車から、近代的なディーゼル機関車まで、歴史を彩った実在の車両が、精緻なグラフィックで細部まで再現されているのだ。「車両」とひとくくりにできないほど、バラエティ豊かなこれらの車両を、場面にあわせ使い分けていくのもゲームの肝となる。
『レイルウェイ エンパイア』の基本は、駅を作り、線路を敷くことだ。駅の位置やコース、走らせる列車の線路の高低から、信号機や側線の設定まで、さまざまな要素をプレイヤーの思うがままに設定できるのだ。各地域には農場や鉱山などの生産拠点と、人々が住む都市が点在している。これらを鉄道網で結びつけることで、地域のビジネスが発展し、それに伴って都市の人口も増えていく。それにより鉄道会社も潤い、新たな路線を敷設する資金を獲得できるのだ。
鉄道網を築くのと同じくらい重要なのが、会社自体を発展させることだ。地域の産業を買収して傘下に収めれば、それらが新たな資金源となるだろう。株式を売買して収益を得ることや、従業員の管理も忘れてはならない。 また、地域には、プレイヤーの会社と競合するライバル会社が、最大3つ存在する。相手に先んじて線路網を敷いたり、スパイ工作を行って妨害するのも重要だ。さらにはライバルの株式を取得することで、相手を吸収・合併することも可能だ。
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