『The Swapper』は、フィンランドにあるインディーデベロッパー・Facepalm Gamesが手掛けたパズルアクション。プレイヤーはクローンを次々に作っては、それらの体に意識を“スワップ”(移し替え)してパズルを解き、宇宙ステーションを探索していくことになる。
音もない荒廃した宇宙ステーションの中、ともに冒険してくれるNPCなどは存在せず、探索を行うのは常に主人公1人だけ。プレイヤーは“Swapper(交換する人)”というタイトルが示すように最大4人のクローンに操作を切り替えつつ、部屋の中に存在する仕掛けを解いていく。
▲粘土で作られた模型をもとに撮影したという独特の温かみがあるキャラクターモーションと、手に持つ懐中電灯や点在するライトの光が幻想的な風景を作り出す。
物語は、巨大な宇宙ステーション“テセウス”が舞台。主人公は、宇宙ステーションの人々が消えた原因を探るべく、無人とされるステーション内を探索することになる。
メッセージログだけを残して消えてしまった人々。主人公が宇宙ステーションの中で手に入れたクローン作製装置“スワッパーデバイス”。はたして、このクローン技術はいったい何なのか……? 人の意識の形とは……? 失われた自身の記憶と希望を求めて、謎に満ちた宇宙ステーションを探索せよ。
人が消えてしまった宇宙ステーションの内部は、崩落や管理不足によってダンジョンのようになっている。崩壊した通路の先にトビラがあったり、ジャンプでも届かない場所にスイッチがあったりと、1つの体では絶対に解けないギミックだらけだ。
プレイヤーは、自らの分身を生み出す“スワッパーデバイス”を使用することで、最大4人までクローンを作成できる。離れた場所にクローンを配置してスイッチを踏んだり、“スワップ”でクローンと意識を入れ替えて高所へ移動したり、作成したクローンをうまく利用しながら、部屋に仕掛けられたギミックを解いていこう。
▲懐中電灯が照らす光の先にクローンを配置できる。クローンは何度でも作り直せるだけでなく、リスポーンも気軽に行える。試行錯誤を繰り返して、ギミックを説いていこう。
宇宙ステーションでは、クローンが作成できなくなる青い光や、スワップが不可能になる赤い光などが行く手をはばむことも。ただ闇雲に配置するだけではなく、ジャンプなどのアクションを併用して、道を切り開いていこう。
また、仕掛けを解いてテセウス内に散らばる“セキュリティーオーブ”を集めると、テレポータが起動してより深部へと潜ることが可能に。残されたメッセージログを調べながら深部を探索し、宇宙ステーションに隠された謎の真相に迫ろう。
発売元 | Curve Digital |
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ジャンル | パズルアクション |
CERO(対象年齢) |
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プレイヤー | 1人 |
The Swapper ™ and © Facepalm Games. Licensed by Curve Digital.