『The Tomorrow Children(トゥモロー チルドレン)』は、SIE JAPAN Studioと気鋭の開発スタジオ・Q-Games(キュー・ゲームス)のタッグが送り出すオンライン専用ゲーム。プレイヤーは滅亡の危機にある世界で、人類を復活させるために様々な労働活動を行っていきます。全世界のプレイヤーと共に「人類の復活」という一つの目的に向かって労働していくソーシャルアクションゲームの登場です。
人類滅亡の危機…。世界の運命は、少女たちに託された。
1967年、ある国家が秘密裏に遂行していた科学実験が失敗。その結果、人の肉体と意識が溶けて固まった真っ白い物体“ボイド”が地球上を覆い、自然・文明・生命体といったあらゆるものを消し去ってしまった。わずかに生き残った人類は少女の姿をした生命体“プロジェクションクローン”を開発し、この生命体に文明再建の運命を託すのであった。
プレイヤーは少女の姿をした生命体“プロジェクションクローン”として文明再建のために、国家から指令される様々な労働活動を行っていき、“ボイド”に覆われた世界で、滅亡の危機にある世界から人類を復活させていきます。
真っ白い物体“ボイド”で覆われた世界には「町」と「島」が存在します。「町」は労働活動の拠点となる場所で、「島」には「町」を維持・発展させるために必要な様々な“資源”と、人類を復活させるために重要な“マトリョーシカ”が眠っています。
プレイヤー自身以外にも、全世界のプレイヤーが“プロジェクションクローン”として同じ時間、同じ空間の中で共に労働活動を行っていて、プレイヤー全ての行動はネットワークを介して、「町」全体に影響していきます。しかし、存在している他のプレイヤーの姿は特定のアクションを起こしている時にしか見えず、チャットのような直接的なコミュニケーションもできません。プレイヤー同士のかすかな息吹を感じながら、お互いの行動が自然と作用し合っていく。そんなそこはかとないつがなりが、本作ならではの不思議な一体感をかもし出します。
プレイヤーたちは「町」の発展という一つの目的に向かって、様々な労働活動を行っていきます。労働活動は多岐に渡るので、「町」の状況や他のプレイヤーの行動を観察して、「町」の発展のためには今何が必要なのかを判断し、社会の一員としてのそれぞれの役割を見つけましょう。
「“マトリョーシカ”を集めて人類を復活させる」「“外貨”を使った秘密の取引」といったゲームシステムから、キャラクターの衣装や小物などの美術デザインに至るまで、冷戦当時の社会主義国家をベースにゲーム全体が構成されています。クールで謎めいた“ロシア・アバンギャルド”な世界観の中で、物語の背景を豊かに想像しながらゲームを楽しむことができます。
また、“カスケード型ボクセルコーンレイトレーシング”という独自の照明表現を使い、レトロな雰囲気のただようグラフィックで、温かみのある世界を描き出しています。
発売元 | (株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
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ジャンル | ソーシャルアクション |
CERO(対象年齢) |
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プレイヤー | 1人以上(オンライン専用) |
©2016 Sony Interactive Entertainment Inc.