STORY ストーリー

パノプティコン憲章

全パノプティコン民を代表し、次の通りに宣言する。

歴史と呼ばれる人類史を通した壮大な実験は、暴虐を極めた強国間の破滅的争いの終焉と、旧体制国家群の自壊という旧人類の痛恨なる敗北をもって最終局面へ到達した。そこで我らは、灰燼から不死鳥の蘇るごとく、また宵闇の地平に曙光の差すがごとく、決定的な解答を見出した。都市国家のパノプティコン的発展こそは、時代の進化論的必然がもたらした政体の完成形態であり、人類史に打ち立てられた燦然と輝く金字塔なのである。

パノプティコン型都市国家は、国土そのものを人工的に建設することで可能となった、効率的な幸福の最大化とその最適な分配及び、全パノプティコン民をあらゆる脅威から保護する為の集中管理体制と徹底した安全保障をもって国家の根幹と成す。全パノプティコン民はすべからくこれに参加し、義務を全うし、より熱烈に貢献し、而して幸福と自由と繁栄を享受する。

中央局による最適化された無謬の指導の下、全パノプティコン民が幸福の為のたゆまぬ献身的努力を継続することにより最大化されるパノプティコンの幸福は、全パノプティコン民に対し、それぞれの貢献に応じて適正に分配される。我等は史上初めて、人類の宿願たる真に公平かつ公正な完全社会を実現したのだ。人類史最良の時代の到来である。

全パノプティコン民諸君。

我等の前に国家なし、我等の後に国家なし。我等が崇高なるパノプティコンの理念の下、最終的かつ徹底的な幸福の希求に邁進せよ。

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