俺の屍を越えてゆけ 続編への道 「俺の屍を越えてゆけ」続編の進捗状況について、随時お伝えして参ります!

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制作日誌10: 20年愛され続ける『俺屍』

2013.6.20

本制作フェイズ突入に対してTwitterでのお祝いの言葉、有難うございます! SCE『俺屍』制作チームです。
のっけから熊本は出水神社の写真を掲載しました。

これは、プロジェクトの成功祈願としてアルファ・システムさんと一緒にお参りした際の写真なんです。
2012年の2月…結構前の写真ですが、この頃は試作段階でしたねぇ。ここまで順調だと、本当にご利益を賜って いるのだと思います。
これからもマスターアップや発売直前など、節目節目でお参りしたいですね。

ここにお参りする裏の目的は、この神社の近所で売っている「いきなり団子」がチームで大人気なんです(笑)
皆さんも出水神社にお立ち寄りの際は、ぜひご賞味くださいませ!

さて、久しぶりの熊本出張ですが、今回は、先日のゲート審議での本制作フェイズの決裁について、
アルファ・システム本社での報告もかねつつ、チーム全体の決起集会を行ってきました。

↑アルファ・システム本社ビルには最上階に大きな会議スペースがあり、決起集会もそこで行われました。
僕らSCEチームが到着した頃には、すでに会場の準備が進んでいました。アルファさん、朝も早いし働き者ばかりですね…本当に頭が下がります…。
ん? というか、右の写真の奥に、場の空気を乱すような物体が…?

↑これは…桝田さん?! 昨夜は別件で飲んでたと聞きましたが、それにしても豪快に寝ております。
桝田さんは普段、夜中の2時くらいに目覚めて活動を開始する人なので、
夜遅くまで飲みに行くと、そのまま起きる時間を迎えちゃう=徹夜になっちゃうんだそうです。
お酒の残った桝田さん、ちょっと可愛い。…いや、単なる二日酔いの屍です(笑)

↑アルファさんは仕事が丁寧! スピーチを行うスタッフの立ち位置に印をつけて(バミって)くれてます。
ここで右の写真にご注目を。なぜか数字の「0」があるんです。
不思議に思って聞いてみたところ「AK●では、センターは0番なんですよ!」と、えらく真剣な回答が。

ああ、そうなんですね、それは…知らなかったです(笑) 桝田さん、起きてますかー?
桝田さんの立ち位置は前田さんのところですよー。そろそろ始まりますよー。

↑時間になって全員集合! 主要メンバーが集まると迫力ありますね。本日の決起集会のMCはアルファ・システムのディレクターである須頭(すがしら)さんです。
まずは須頭さんの軽快なトークで、これまでのプロジェクトの軌跡を振り返っていきます。

↑モニターに映し出されたのは、プロジェクト発足時からの究極の目標。それは…、
20年愛され続ける『俺屍』を作る
です。

高い頂だと思いますが、僕らはこれを実現するために頑張っています。

↑皆で目標を再確認し気を引き締めた後は、発売に向けた今後のマイルストーンなどの共有を行い、
ここでSCEのプロデューサー陣のご挨拶です。

左が吉澤、右が椎名。先輩プロデューサーたちも、今日はちょっと緊張気味です。いや、緊張よりも、
ここまでの道のりを思えばこそ、言葉が出るよりも先に想いがこみ上げて喉につかえるのかもしれません。

会場は笑いの絶えない雰囲気でしたが、日誌担当の僕が逆に泣きそうになりましたよ…。
ここまでの道のりもそれなりに長かった!

あ、それと、何でこのプロジェクトはプロデューサーが複数いるのか、いつか日誌でご説明したいです。
それだけで日誌が一回書けそうなので、今回はスパッと飛ばさせていただきます。

↑さて、そろそろ桝田さんのスピーチの番です。
なんか桝田さんも目を細めて…ちょっと感慨深そうじゃぁないですか! 決起集会って盛り上がりますね。
出来ることなら毎週、決起集会やって盛り上がっていたいなぁ。

↑…って、桝田さん、ちょっと目を放した隙に寝てるじゃないですか?!
ひとつ前の写真も目を細めてたんじゃなくて、眠かっただけでは…。
桝田さーん、スピーチの順番ですよー。ガムテープでバミった「0」のところに立って、喋ってくださいねー!

↑やおら立ち上がり喋る桝田さん。良かった。寝てたのは確実ですが、
決めるところは決めてくれるのが桝田さんです!

「僕がSCEのゲート審議で吉田さんたち首脳陣に語ったのは、簡単に言うとぉ…」
淡々と語る桝田さん、寝起きでも格好良いですよ!

----以下、桝田さんの言葉メモ----

①あなたと僕は違う、それがこのゲームでは一番ワクワクすることである

②これから力を入れるのは、地味な作業というか、おもてなしの心の部分

③迷ったらこれらを思い出すこと



おお、聞いてるこっちもワクワクしてきました!

だけど桝田さん…すごく良い話なのに、ひとつだけ突っ込ませてください!

↑本当は、立ち位置こっちですから!
桝田さんが後ろの方で喋るので、全員が左向け左状態です…。フロア中央にバミったガムテープが泣いてます。
この際、そのまま続けていただいた方が良いので、スピーチ続行でお願いしますけどね…。


「あとね、これも言っておきたいんだけど」

桝田さんが、ちょっと間をおいて切り出しました。

「初代『俺屍』は15年目の今も愛されていて、いまだにユーザーが手にとってくれている。
続編の究極の目標は20年愛され続ける『俺屍』を作ること。これは大変な目標だと思うかもしれないけど、
初代が愛された月日を考えると、みんなで頑張れば実現できる目標だと思っている」

「ただ、20年経ったら僕はたぶん死んでると思う。
そう考えると残りの人生、僕が面白いと思うアイデアをゲームとして作れるのは、おそらく3本。うまくいって4本。本当に満足できる状態のゲームを世に出せるのは、そのうち1本か2本だと思う」

「今、作ってる『俺屍』はその1本にしたいんだ」

「だからみんな、よろしくね」







桝田さん。

桝田さん?

はにかみ笑顔で何を言ってるんですか、桝田さん。お笑いムードの日誌も一気にシリアスになりましたよ?

僕らは桝田さんと、まだまだこれからもゲーム作ろうと思ってますよ。
20年後には居ないとか、寂しいこと言わないでくださいよ…。

桝田さんは冗談っぽく言うけど、普段からそういうことを真剣に考えてる人だってのも、僕らは知ってます。
今この瞬間、このメンバーが集って、ゲームを作っていることが、どれだけ奇跡なのかってことも理解しています。

仮に僕らが転生して、何十年後かに再びメンバーが全員集まれるかっていえば、それは限りなく不可能です。
そう考えると、今が本当に大切な瞬間だってことも分かります。

分かっているけど、普段はあんまり考えないことを、桝田さんは笑顔でサラっと言いました…ね。

会場の空気が少し張り詰めた後、
アルファ・システムの佐々木社長のスピーチで、決起集会も終わりを迎えようとしていました。

↑「じゃぁ僕も。いままで皆に話したことはなかったけど…」と、
佐々木社長がゆっくりと語ってくれた話も、皆の心に深く突き刺さるものでした。

「じつは僕、桝田さんと最初にこのゲームを作っているとき、アレとかアレとか、
国民的RPGと呼ばれているゲームと同じように受け入れられたい、と心に秘めていました。
なぜなら、僕は、人間は思った事が実現できる世界に住んでいると信じているからです」

「本気で強く思っていたら、それは実現できるんです。そういう話は実際にいっぱいあります。
桝田さんの考えている、20年経っても愛される『俺屍』を強くイメージしてみてください」

「皆の想いが強ければ、きっと可能になると思います。一緒に、頑張りましょう」

佐々木さんまで…。

お二人が、どういう気持ちでゲームを作っているのか、本当の気持ちを教えてもらった気がします。







僕らはゲームの作り方だけじゃなくて、大先輩であるお二人に、生き方も学んでいるんだと感じました。

でもなんかズルいです。まだまだ元気なお二人に、「俺たちの夢、お前たちにも託すぞ!」的なこと言われて、
奮い立たないわけがないじゃないですか!

今回の決起集会は大成功だと思います。
だって今、僕ら本気で、20年愛され続ける『俺屍』を目指すって決めましたもん。本気の本気で目指します!

『俺屍』絶対成功させましょう! そして、このメンバーで20年後も一緒にゲームを作りましょうね。
皆の想いが強ければ、夢はきっと現実になると思います。
佐々木社長の御言葉、さっそく活用させていただきました。

桝田さん、佐々木さん、まだまだ色々教わりたいです。20年後も覚悟しておいてください。

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