魔物

「魔物」は欲望のままに魔法を使い続けた人間の成れの果ての姿。
『ソウル・サクリファイス デルタ』では『ソウル・サクリファイス』に登場した全40体の魔物に加え、
更なる異形の者達が多数参戦。

新たな人型魔物

新たな下級魔物

人型魔物

嘆く巨眼姫
白雪姫

とある王国に生まれた王女は、宝石のような美しい目を持っていた。

母親の王妃は娘の美貌に嫉妬しながらも、娘の目に映る自分の姿に陶酔していた。
娘への嫉妬と、鏡として娘を愛でる心とで葛藤する王妃の前に白い盃が現れた。
王妃は盃に願い、娘の瞳を本物の鏡に変えてしまった。

成人した王女は自分の境遇に疑問を抱き始めた。娘はそれまで、母親を喜ばせようと、現実よりも若く美しい虚像の母親を瞳の鏡に映し出してきたが、今や母親への復讐の心でいっぱいだった。
娘は、いつものように鏡を覗きにきた母に、老婆になったありのままの姿を見せた。すると王妃はショックのあまり心臓が止まり、死んでしまう。

復讐は果たされたが、娘は母親への愛を捨てきれず、鏡の瞳から水滴を溢れさせて泣き続ける王女。
その瞳の鏡には母親の姿がずっと映り続けている。

猛る傀儡狼
赤ずきん

狼を模した漆黒の鎧と兜に身を包み、その風貌で威嚇することで戦いを制している騎士がいた。

ある時、彼は戦場で深手を負い、山の中に逃げ込んだ。
小屋を見つけ、住んでいた老婆に食べ物を要求したところ、老婆はやけに親切に狼騎士をもてなし、ついには自分自身を料理としてふるまってしまう。
知らずに老婆を食べた狼は、置手紙を読んで驚愕する。
老婆には生き別れた息子がいて、狼騎士にその息子の面影を重ね、献身的にもてなしてしまったというのだ。そこに書かれていた息子の名前は、狼騎士の名前だった。
自分の母親を食べてしまった狼騎士は自分の腹をかっさばき、母親を助けだそうとした。すると、腹から覗いた老婆が「騙されたな」と呟いた。

この老婆は妖術使いであり、他人の体に寄生することで悠久の時を生きている。
人はその妖術使いを永遠の「レッドフード」と呼ぶ。

戯れる硝子百足女
シンデレラ

ある城下町に、三人の美人姉妹がいた。中でも際立っていたのが足の美しさだ。
細長く、芸術品のような気品さを漂わせていた。
その美しさは国王の耳まで届き、王主催の舞踏会へ特別に招待されるほどだった。

 末の妹は、二人の姉からは、いつも留守番を命じられていた。
舞踏会への憧れが抑えられない末の妹は、行動を起こした。 姉二人に、毒を持ったのだ。
その毒は、家の裏手の森に生息するムカデから採取したものだった。

寝込んだ姉を“装って”、末の妹は舞踏会へ参加する。
“仮面”舞踏会なので、着飾りさえすれば紛れることができたのだ。
 舞踏会を主宰する王子は、一番上の長女と恋仲になっていた。
王子は、極度の「足好き」だと言われていた ガラス細工のような足をもつ長女に、王子から積極的に言い寄ってきたと言う。

長女を装っていた末の妹は、王子の部屋に呼ばれ、2人きりになる。
噂は本当で、王子は、極度の足好きであった。足に頬ずりし、そして指先を舐めはじめた。

 この足はちがう――

 素顔を隠していたのに、自分が姉でないことがバレてしまった。一番下の妹は王子の部屋から逃げ出した。
その時に片方の靴が脱げてしまった。王子を騙そうとした謎の女が、国中に手配された。

残された片方の靴。その足にピッタリの女性が犯人である。
 一番下の妹は捕まることを恐れ、大きな岩で足を叩き、骨の形をグチャグチャにした。
そして、その代わりに寝込んでいた“長女の足を奪った”のだ。

 今度は間違いなく、かつて王子が愛した足だった。
にもかかわらず、その足を舐めた瞬間、王子は見抜くのだった。おまえは別人だ――と。

 なぜバレてしまったのか……女は、大きな勘違いをしていたのだ。
王子は足を舐める理由。決して「美しさ」を求めていたのではない。

 王子が追い求めるのは、「足の匂い」であった。それを知らない妹は、ただひたすら美しい足を追い求める。
彼女は家の裏手に生きているムカデを思いだした。

“無数の足”を用意するため、自分の下半身をムカデと融合した。 
これだけ用意すれば、気に入る足があるだろう。

女は、今もその王子を追って、無数の足を動かしているという。

跳ねる倒錯主君
カエルの王様

その王の欠点は、少しの緊張で、大量の「脂汗」をかく体質であった。特に女性の前では、その体質が災いして、うまく振る舞うことが出来ない。

劣等感のせいで「恋に臆病」な王が、一目ぼれをした。相手は、とある女中だった。その女中も何かと「脂汗」をかく体質であった。自分と似た相手など、この世界に二人といないだろう。「運命の相手だ」という、一方的な思い込みによって、王は冷静さを失っていった。王は、その女中の後をつけ回し始めたのだ。物陰から、ジッと見つめる王の姿があった。女中は、気味の悪い気配に気づいた。それが王だと知り、女中は、脂汗を流した。王は目を丸くした。女中の体が光に包まれ、姿を変えていく。なんと……

女中の正体は、蛙だった。彼女が脂汗をかく理由も、元の姿を見れば合点がいった。その蛙は、以前、「ある人間」に命を救われたという。一言、お礼が言いたい―― 強い思いが、魔法の残滓と結びつき、奇跡を起こしたのだろう。人の姿を手に入れ、その「命の恩人」を探している最中だという。

王は、まったくお構いなしだった。

「蛙でも、自分は構わない。大切に愛してあげるから」と。思いを告げられた蛙は、蛙なりに思ったという。「この王は、どこかおかしい……」と。いずれにせよ、王の想いには応えられない。蛙の想い人は、例の「命の恩人」である。

王の前に、例の白い「杯」が現れた。王の願いは、ただ一つ。あの蛙と一緒になるための障害は、種族の違い。だから……王が得た新しい肉体は、緑がかっていて、特有のぬめりがある。蛙飛びの訓練をした上で、意中の蛙に近づき、愛を囁く。ゲロゲロと、蛙の鳴き声を真似て。

お、重すぎる――

相手の蛙はそう戦慄し、池に逃げ込んでしまった。さすがの王も落胆し、そして遂に怒り出した。ここまでしたのに、なぜ分かってくれないのか。こんなに愛しているのに、なぜ振り向いてくれない?

王は、蛙を「拘束」し自由を奪った。

王は気づいていない。恋愛経験が乏しいせいで、恋愛によって育まれるはずだった感情表現が、うまく機能しなくなっていることを。王は「拘束」した蛙へ、一方的に愛を注ぎ込む。それは端からみれば「調教」のようだった。

王は気づいていない。自身の愛情表現が、どれだけ歪な形をしているかを。それは、王自身の変わり果てた姿よりも、よほど化け物じみている

奏でる老歌唄い
ブレーメンの音楽隊

その男は、とある教会が組織した「声楽隊の一員」だった。男は歳を取り、年齢を理由に、声楽隊を除隊するよう促された。仕事が生き甲斐だった男は、生活に「はり」が無くなり、一気に老けこんだ。「物忘れ」が酷くなった。飼っていたロバを「息子」と勘違いする程だった。男の家族は、男の介護に辟易しだす。職場の次は、家族にまで捨てられた。仕事を失った時と同じだ。年を取るのがそんなに罪なのか――。

男の前に不思議な光景が現れた。白い「杯」が宙に浮き、語りかけてくる。しかし……伝説の杯が発するその言葉は、男に届いていなかった。年老いて、耳が遠くなっていたせいだった。聖杯の声に耳を傾けたのは、隣にいた「息子」であった。男が連れ添っていたロバである。 ロバは男に感謝していたのだ。息子として可愛がってくれた男に「恩返し」しようと、ロバは肉体を犠牲に捧げた。男が望んでやまない「歌声」を、取り戻すべく。ロバの鳴き声で音楽を奏でる、不思議な楽器生物が生まれていた。男は、また「歌声」を手に入れたのだ。

一方で、男は「息子」を失ってしまったことに心を痛めた。ところが、すぐに別の「息子」を見つけて、平静を取り戻した。今度は、捨てられた「犬」を息子と呼び始めた。犬を連れたロバ男は、公衆の面前で「ロバ語の歌」を披露した。それも、時間が経つにつれ飽きられてきた。例によって、男は絶望に堕ちた。また、用済みなのか。自分は不用品じゃない――と。

どんなに悲痛な訴えも、何度も繰り返せば滑稽に聞こえてしまう。その後も、同じ光景が現れ、悲劇は滑稽に繰り返される。聖杯が現れ、一字一句違わずに、語りかけてくるのだ。相変わらず、男の耳に声は届かず、それを聞くのは「息子」の役目。捨て犬は、男に「恩返し」しようと、その身を捧げた。「ロバと犬」の合唱で、ハーモニーを奏でる。そんな不思議な楽器生物が、現れていた。そして、また人が集まってくる。男は、息子の「犬」を失い、そして新しい息子を見つける。三人目は「猫」である。手にした「ロバと犬」のハーモニーも、次第に飽きられる。用済みになり絶望した男の前に、聖杯が現れる。恩返しをしたい「息子」の猫が、肉体を犠牲にする。こうして、「ロバと犬と猫」のハーモニーが生まれた。

そして、聴衆に飽きられる。次の新しい息子は「ニワトリ」だ。聖杯の声を代わりに聞き届け、その体を犠牲にする。こうして、「ロバと犬と猫とニワトリ」のハーモニーが生まれた。

繰り返すのはここまでだった。

男の身体は、どう見ても化け物になっており、珍しい声で歌っても、誰も興味を持ってくれなかった。不気味さが勝ってしまうからだ。

改訂版・マーリン

終末を迎えた世界を支配する絶対的な存在。手下に人間を集めさせては、その人間を生贄にしている。
かつては「ある魔法使い」の相棒として、伝説の聖杯を探し求める旅をしていたが、やがて心が崩壊し、不老不死の「化物」となってしまった。
『ソルサク デルタ』ではリブロムが改訂され、宿敵マーリンまでもが姿を変えて登場する。

戯れる調教兎
ウサギとカメ

女は、異性への愛情表現が、他人と違った。
「男の泣き顔」が好きで、虐めたくなる。四つん這いにした男の背中に馬乗りになって、尻を鞭で叩く。
悪ふざけで「ウサギの耳」をつけたら、評判が良かった。その恰好で目配せすれば、助平な男共は鼻の下をだらしなく伸ばした。言葉巧みに、男は「教育」され、服従するはめになる。女は「ウサギ耳の悪女」として、悪名を轟かせていた。

ある貴族の男が、女に近寄ってきた。

仲が深まると、女は男を虐め始めた。責められた貴族の男は、「噂どうりだ」と満足げだった。貴族は打ち明けた。人の上に立つのは、もう疲れた――と。普段は、周りに弱みも見せられない。たまには、虚勢を解いて「情けない自分」を晒してみたい。
貴族の男は、ウサギ耳の女に求めた。もっと、自分を虐めてくれと。

ウサギ耳の女は、様々な方法で男を虐めた。特注の「重たい甲羅」を背負わせて、男を床に這いつくばらせる。用を足すのも苦労する有様を、女はケラケラと楽しんだ。

ウサギ耳の女は罵る。このカメ野郎。この世でオマエほどノロいものはない――と。

ウサギ耳の女は、自分が男を虐める理由を薄々気づいていた。貴族の男と「逆の欲望」だ。女は、「弱い生き物」である。ウサギ耳の女は、それをよく知っている。なぜなら彼女の母親は、父親の虐待で酷い目にあっていたからだ。父と母の記憶を払拭するために、彼女は男を征服しようとする。
男からの女への要望は、増していった。「もっと自分を征服して欲しい」と。

女は、もう「新しいイジメ方」が、何も思いつかなかった。
すると、目の前に白い「杯」が現れた。「代償を払えば、願いは叶う」と。
女は、ついさっき浮かんだことを、口に出した。貴族の男に「絶望」を味あわせたい。自分が、彼を征服している証として――。男を最も苦しませる方法は簡単だ。愛する者を失えば、誰もが苦しむはず。

女が考えたのは、究極の放置――

女は、男の前で死んで見せたのだ。オマエに未練はない、と言い残して。

男は、女のことを忘れることができない。それこそ、女のかけた呪縛だった。男を苦しめるために、女は幻影となって男の前に現れ続ける。女は本望だっただろう。男の「人生」までも、完全に掌握したのだから。
男の意識には、今も、どこからか女の罵り声が聞こえてくるという。
このカメ野郎。この世でおまえほどノロいものはない――と。

群れる蜥蜴戦士
リザードマン

その王は、絶大な権力を持っていた。それが何であれ、欲した物は大抵手に入れることが出来た。
手中にした物が増えるにつれ、逆に「空しさ」も感じ始めたという。
せっかく手に入れても、いつか必ず失うことになる。
王も人間で、「寿命」があるからだ。墓の中に、この広大な領土は持って行けない。
この王は、「思いあがって」いた。手にした絶大な権力が、そうさせたのだろう。
王である自分は、普通の人間とは違う「特別な存在」だ、などと半ば本気で考えていた。

強いて言えば、神に近い存在――

神聖な王が、普通の人間のように「寿命で死ぬ」わけにはいかない。
いよいよ王は、自身を「神格化」しだし、「永遠の命」を求めるようになった。
どうすれば永遠の命を得られるのか?それを調べるために、王は各地から識者を呼びよせた。
その中に、一人の魔法使いの姿があった。 男は、魔法使いの中でも異端者であった。
掟に囚われずに、己の欲望のために生きていた。
頭にあるのは、「ある禁術」についての探究心。 その禁術は、実在したのかどうかすら、怪しい。
信憑性は低く、伝説や御伽話の類だと考える者も少なくない。
その禁術は、不老不死の効果があるという。魔法使いの男は、その謎めいた禁術を追い求めていた。
魔法使い自身に、不老不死への渇望があるかと言えば、少し違う。
男の動機は、未知の魔法を目にしたいという単純な好奇心だった。

一方の王は、不老不死という結果のみを求め、手段は問わなかった。
両者の利害は一致。魔法使いの話に、王は興味を持った。 
王の財力を借りて、魔法使いの男は歴史や遺産に詳しい人間で組織を作った。
構成員を各地に派遣し、情報を集め、謎の禁術の解明を目指した。
ついに、その痕跡を発見する。

古い文献の中に、それらしき記述を見つけたのだ。かつて存在した「エリクサー」という名の禁術。

遥か以前に、何かの偶然で生み出された。後生に伝わらなかった理由は、容易に推測できた。
禁術を使用した者の身に、「何か」があったのだろう。

欲望と代償――

願いを叶えるには、相応の代償が必要だ。
至極単純な理屈。願いが大きければ大きいほど、より多くの犠牲を求められる。
この世界の理は、遥か昔から何も変わらない。

その文献には記されている。
「永遠の命」を叶えるための代価。それは「自我」である、と。 
自我を捨て、大きな歴史の一部となれ。
個という壁を取り払えれば、「他人と同化」することも可能だという。
宿主に気づかれることなく。息を潜めるように。自我を失った時点で、自分と他人の区別はなくなる。
水に境界線がないのと同じだ。 
肉体も意識も失い、ただ透明な魂として、未来を生きる子孫の中に居場所を見つけること。
それは共生とも言えるだろうし、”寄生”と言い換えることもできるだろう。
肉体という器が古くなったら、その度に乗り換えればいい。
溺れることも飲み込まれることもなく、記憶の濁流に乗って遙か遠くの未来まで――

禁術「エリクサー」の説明は、そこで終わっていた。
果たして理解できた者はいたのだろうか?
結果として、誰も理解でなかったということになるのかもしれない。
禁術エリクサーが、今もなお「失われた存在」であるのが、その証拠だ。

試した者は、例外無く失敗してしまうらしい。
理由は、自我を完全に捨て去れないからだと言われる。
自分が自分であるというのは、人間の根幹にある欲望なのかもしれない。
もし、簡単に捨てされる個であれば、人類はこうも殺し合いを繰り返さなかっただろう。
例え失敗しようが、禁術を使用した者はタダでは済まされない。半端に自我を捨て去った代償によって、魔物と化す。それらは「リザードマン」と呼ばれた。 エリクサーについて書かれた書物は、今は行方しれずである。
ただ、現在も「リザードマン」が生まれ続けているということは、書物はまだ失われておらず、誰かに読まれ続けているのだろう。

感情なき殺戮戦士
キメラ

その男の「夢」は、戦士として名を馳せることだった。
強い目的意識と自制心で、ひたすら、研鑽し、それなりに名をあげた。
将来も嘱望され、これから本格的に歴史に名を刻もうとしていた矢先だった。

不運が襲い、男の身体は、戦えないものになってしまった。
「ある理由」で、足に大怪我を負ってしまったからだ。
男は、剣を置いた。後悔が無いと言えば嘘になるが、夢は「まだ」尽きていない。
男には、子供がいた。その一人息子の存在が頭にあったから、潔く身を引く決断を出来たのだろう。

我が子を目の前にした時に、常々思うことがあった。
さすが我が子だ、自分と同じ血が流れている――と。

少なくとも体格は、素養は備えている。戦士になるための才能を。
将来有望な息子に、父親は「自分の夢」を託すことにした。

息子は、父親の気持ちを察していた。
父がケガを負ったのは、「自分のせい」だ。
馬車に轢かれそうになったところを、父が庇ってくれたのである。 

父親が大怪我を負った時、息子は胸に「大きな棘」が刺さった気がした。
その棘がチクチクと駆りたてるせいで、息子は父親の夢を叶えねばならないと思った。何がなんでも。
息子は、幼いゆえに、その感情が何と呼ばれるか、まだ知らない。

それは――贖罪。
子供ながら、「父親を気遣える心」の持ち主だった。人の痛みを分かる子供だった。
しかし。それが「戦士」としては仇になった。

虫すら殺せない「優しさ」があった。戦士になろうというのに、虫ごときに情をかけるようでは、話にならない。
戦地において、まず捨てるべき荷物は、「人間性」だ。
父親は、息子を鍛え上げるために、心を鬼にした。
あえて、厳しく接した。父としての顔を捨て、「戦いの師」として振る舞った。

父親は、息子に試練を与える。
「命を奪う覚悟」を植えつけるために。家畜のヤギを連れてきて、言った。

「このヤギを殺してみせろ」と。

息子は嫌がったが、父親は容赦なく罵った。
父親の思惑通り、息子は初めて生物を殺す。ヤギの首を圧し折った。
骨の折れる音と最後の鳴き声が耳から離れず、息子は何度も嘔吐した。

父親は少し満足し、息子を家に迎え入れた。
そして、殺したヤギの角を用いて、槍を作った。
息子はその槍を嫌がった。「殺した瞬間の記憶」を思い出してしまうからだ。

父が次に用意したのは、ヘビだった。
温厚なヤギとは違い、毒を持っている。噛まれれば危険だが、父は容赦しなかった。
ヘビを殺すまで、息子を家に入れなかった。息子は、蛇の頭を踏み潰した。
足裏の「不快な感触」が、全身を駆け巡る。 足を上げずとも分かった。頭から「中身」が外に飛び出し、元の形をとどめてないだろう。
家に持って帰った蛇の死体は、父によって盾に作り替えられた。
その盾を見る度に、息子は足裏に「死の感触」を思いだすという。

父は、息子の成長に満足した。
これで、より具体的に「死」を感じることが出来るだろうと。

父親は、ここで「大きな試練」を与えることにした。わざわざ借金をして、異国の猛獣を運んできた。
「ライオン」と呼ばれる生物だ。

ライオンの泣き声に、息子は震えあがった。
当然、その鋭い「牙や爪」も恐ろしかったが……それ以上にゾッとしたのものがあった。
何よりも恐ろしかったのはライオンではなく、実の息子を危険にさらす「父親の神経」の方だった。

それでも、息子は覚悟を決めた。
父が常軌を逸しているとしたら、それはケガを負わせ、父の人生を狂わせた「自分のせい」だろう。
父の夢とともに、父の心まで壊してしまったのかもしれない――息子は、勇気を振り絞った。

全ては、父親のために――。

そうやって他人のために剣を握れてしまうあたりが、証明してしまっている。
息子が本来「戦士に向いてない」ことを。

息子の行動原理は、一貫して他人への配慮だった。
思いやりは、戦士にとって諸刃の刃である。
他人を殺める行為は、彼の繊細な心ごと傷つけてしまうだろう。

それでも息子は猛獣と戦った。父親を喜ばせたいという一心で。

死闘の末、息子はライオンを殺した。
ライオンの首を持ち、血まみれの恰好で立ち尽くす息子。
父親は満足して、ライオンの死体から防具を作り、息子に与えた。

父親は、仕上げにかかる事にした。
最後の試練は、実戦を想定したものだ。
「その一線」を超えられるかどうかを試そうというのである。

「人を殺す練習だ」と父は言った。
口にうっすら笑みを浮かべながら。「私を殺してみせろ」と。

呆然とする息子に対し、父は続けた。
戦士を引退した自分に、もう生きてる価値はない。夢を引き継ぐオマエの糧になる。それが本望だと。 

息子は、絶対に出来ないと拒絶した。
父親は、最後まで容赦なかった。
嫌がる息子の体に、むりやり武器を「縫い付けた」のだ。

父は叫ぶ。父を殺してみせろと。
息子を庇うような思いやりが、戦士としての大成を妨げた。
息子には、同じ轍を踏んで欲しくない。 どんなに訴えても、父の決意は変わらないだろう。
父を「思いやる気持ち」でここまできたのに、父を殺さないと父の願いが叶わないなんて、むごすぎる。

その時、目の前に不思議な光景が現れた。
顔を上げると、白い「杯」が宙に浮いていた。杯は、意識の中に直接語りかけてきた。

「犠牲を払えば、願いを叶えよう」

息子は、頭の中で叫んだという。
父の想いに答えたい。父の夢を叶えられる人間になりたい。
例えば……感情無しで人が殺せるように。父が望むように、父を殺せるように。 

息子は、「感情」を代償にした。
今まで一番大事にしていた「父を想う心」を捨て去ったのだ。
皮肉にも、それこそ父が望む姿だった。

それは戦争の道具にすぎなかった。
剣や槍に心が無いのと同じように。人を殺すという、ただの機能だけが備わっている。

感情を失った戦士となった息子は、全てを「敵」だと認識する。
武器や防具に、敵味方の「判断」は出来ない。

蠢く菓子兄妹
ヘンゼルとグレーテル

ある地域が飢饉に見舞われた。
「イナゴ」の大量発生によって、農作物に大きな被害が出たためだった。
飢饉の影響で、ある夫婦が重大な決断を迫られていた。
夫婦は、我が子である「兄妹」を、森に置き去りにすることにした。そうでもしなければ、自分達が飢え死んでしまうからだ。

口減らしのための捨て子――。

貧しい地域では珍しくなかった。
「子供のためなら死ねる」なんて言葉は所詮戯言。子のために死ねる親なんてお伽噺にしか存在しない。
森に捨てられた兄妹は幼く、自力で生きていけるほど逞しくない。
糧を得る術など持ち合わせておらず、すぐ激しい空腹に襲われた。

兄妹は夢想した。いつだったか母親が作ってくれた菓子のことを。
思いだすのは、味覚だけじゃない。家族の談笑――。

思い出が口の中に広がる分、より空腹が耐えがたいものとなった。

次第に衰弱していった兄妹の前に、不思議な光景が広がった。
妙な声が聞こえてきた。続けて、目の前に不思議な杯が現れたという。

「願いを叶えたくば犠牲を払え」

兄妹は、声に従って犠牲を払うことにした。
彼らは飢えをしのぐため、身体の一部を「食べ物」にした。
思い出がそうさせたのだろうが、それは「菓子」であった。

兄弟は貪り食う。菓子で出来た自分自身の身体を。
空腹を満たした兄妹たちは、思いついた。良い考えだと思った。
両親にも、自分達を食べてもらおう――

きっと、喜んでくれるはずだ。家に戻してくれるだろう。また家族で笑いあえるはず――。
兄妹は、ただ両親からの愛を欲していた。

帰ってきた兄妹たちの姿を見て、両親は驚き、声をあげた。「ば、化物――」と。

両親は、兄妹たちがもう死んだと思いこんでいた。
菓子人間として蘇ってきたのは、恨みを晴らしに来たに違いないと、怯えた。

兄妹たちは、両親の笑顔が見れると思った。期待外れも良いところだ。
両親は、村中の人間と一緒になって兄妹を追い払おうとしていた。

森に追い返された兄妹たちは途方にくれた。
身体を菓子にしたせいだろう。涙の味まで甘くなっていた。

しばらく佇んでいると……飢饉の原因になったイナゴの大軍が、お菓子の肉体へ群がってきた。
兄妹達は、イナゴに身体を食われそうになった。
しかし、どういうわけか兄妹達はそれを拒否せず、受け入れるのだった。

彼らは嬉しかったという。
親に拒絶された。誰からも必要とされない存在だと思った。でも、イナゴ達は、こんなにも必要としてくれる。

群がるイナゴの数だけ、彼らの心は満たされていった。
身体のほぼ全てが喰われ、意識が途切れようとしていた。

兄妹は、最後にこう願ったという。
生まれ変わったら、このイナゴ達と家族になれたら良い、と。

すると彼らの前に、またもや例の不思議な光景が広がった。
「願いを叶えたくば犠牲を払え」

兄妹は、白い「杯」の言う通り、再び犠牲を捧げた。
彼らは、両親から授かった身体を完全に捨て去る。
兄妹は、たくさんの「新しい家族」と、帰るべき場所を手に入れた。
菓子で作られた家が並び、街のような外観が出来上がった。

そこに旅人が迷い込むと……菓子の家の扉から、巨大な腕が伸びて、旅人を捕える。
巨大な腕は、人のようでもあり、イナゴのようでもあり、お菓子のようでもあったという。
捕えられた旅人は、菓子に変えられてしまう。
そして別の扉から、兄妹の巨大な顔が現れ、菓子になった旅人を仲良く貪るという。

兄妹の顔は、イナゴのようでもあった。
きっと彼らの願いが叶ったのだろう。両親に捨てられ、新しくイナゴと家族になった「証」である。

NEW昂ぶる変態王
裸の王様

公明正大な王がいた。誰からも慕われる王だった。絵に描いたような理想の指導者だった。
どんな国難に襲われようとも、毅然と立ち向かった。国民の多くがまるで神のようにあがめた。
そんな王の統治する城下町で、奇妙な事件が起きた。
奇妙というより「卑猥」と言っても良いかもしれない。

女性が一人で歩いていると、不審な人物が目の前を塞ぐ。その人物は、「王冠と分厚いローブ」を身にまとっていたという。
王の格好をしたその男がローブをはだけると……その下は、何むき出しの裸である。
女性の悲鳴を聞いて、不審者は、満足げに卑猥な笑顔を向けるという。
国民は、その事件に怒り狂った。
あの王が、そんな「不埒なこと」をするわけがない、と。絶大な支持は、ちょっとやそっとの風評では揺るがなかった。
世論は、王の支持で一致し、真犯人探しに推移していった。
王自身は、事件後も毅然とした態度を崩さなかった。怯まないのも当然であった。なぜなら、その「不審者の正体」は、やはり「王自身」であったのだ。
王は、自分の「裸を女性に見せること」で、快感を得ていた。決して、王は悪い人間ではない。だから、自身が行った不埒な行為に、王自身も酷く罪悪感を覚えていた。
しかし、この変態行為は、は「癖」になってしまった。王は、夜な夜な城下町に繰り出し、変態行為を繰り返した。

王は、素顔を隠さなかった。それでも国民は王を疑わなかった。
それも、王を貶めるための巧妙な変装だ。むしろ、卑劣な手口から、王を守らねばならぬ――。
王が裸を見せると、勘違いした民衆は王を庇おうとして、王の求心力が上がっていく。
変態行為を繰り返すほど、支持率が上がっていく。

自分を信じる国民に対し、とんでもない背信行為をしている。王は痛感し、胸が痛くなった。
そう罪悪感を覚えれば覚えるほど、「裸にならずにはいられなかった」という。

王の行動は、次第に無骨になっていく。人通りの少ない場所を選んでいたのに、逆に大通りで変態行為を行うようになった。
さすがに、衛兵に捕らえられてしまった。そして、その場で切り倒され、重傷を負った。
野次馬が集まってくる。民衆からの王の支持は盤石だった。
素顔を間近で見られてもなお、それが王だとは誰も信じなかった。誰も自分に気づかない。いったい自分は何者なのだろう?王は、ここに至って、初めて快感以外の「自分の欲望の正体」を知った。

本当の自分を知って欲しい――

いつも王として相応しい人物でいるために、過剰なまでに正義を。過剰なまでに強さを。王という「仮面」を、無理をして被っていたのだ。
その実体のない偶像を、民衆は支持していた。そこに本当の自分はいなかった。
だから、「裸」になったのだ。
王の衣服や冠を脱ぎ捨てれば、自分は、「ただの人間」だ。決して自分は完璧な人間ではない。つらいこともある。悩むこともある。時に卑怯なことをしたくもなる。期待に応えられる自信がなくて、心が壊れそうになることもある。それこそ、追いつめられて裸になってしまうくらいに。
それなのに……伝わらなかった。
裸になってまで主張したのに、本当の自分は、もう誰にも伝えることはできないのか?自分が生まれてきた意味はなんだったのか? ただ偶像を生むために生きてきたのか?

そのとき、目の前に不思議な光景がひろがった。白い「杯」が宙に浮き、意識に直接かたりかけてきた。
杯は言った。「願いを叶えたければ、相応の犠牲を払え」と。

王は、願った。この体に、この皮膚に、こびりついた王という衣を脱ぎ去りたい。もっと、もっと裸になりたい――

すると、王の体に変化が起きた。王は全てを脱ぎ去った。何も彼を覆う物がなくなった。本当の意味で、王は「全て」をさらけ出す。ある意味、さらけ出し過ぎてしまった。

確かに、それは偶像などではない。見た者は、その「ありのままの姿」を記憶するだろう。

「丸見え」の化け物として。裸どころの騒ぎではない。皮膚が透明になり、血管や内蔵の脈打つところが覗けている。
王を慕っていた民衆だが、さすがにその奇怪な姿には怯えて、逃げ出してしまう。裸の王は、真の姿を主張すべく、力付くで見せつけようとする。これが本当の私だ――と。
しかし、その姿を直視できる心臓の持ち主はいない。王は、民衆を押さえつけ、無理に視界に入れようとするが、大抵は恐怖のあまり、途中で心臓が止まってしまうという。
今も、王の願いは叶っていない。本当の自分を曝け出したのに、それを直視できる人間がいないなんて。
裸になりすぎた王は、探しているという。本当の自分を直視してくれる、肝の据わった誰かを――

coming soon...

下級魔物

嘆く反逆の革命蜂
フェアリー

女王蜂となるのに必要なのは「運」だ。
卵として生まれた瞬間は、平等に可能性を持っている。特別な餌を与えられた卵のみが女王になるのだ。

一方で、「働きバチ」の大半がメスである。ただし、その大半が繁殖能力を有していない。
それも与えられる食事のせいだとも言われている。メスとして生まれながら、メスとしての最も大事な機能すら奪われる。
究極の絶対王政。その主従関係が崩れることはない。

もっと平等な社会を――

働き蜂たちの間で、そんな欲望が湧いたとしても不思議ではない。それが魔力の残滓と結びついた時、彼らの自我は肥大化した。
統率が取れていたはずの働き蜂達の中に、規律を破るものが現れだす。
見つけた蜜を独り占めする働き蜂が現れ始めたのだ。
蜜を独り占めした働き蜂は、体つきが大きくなる。思考が広がり、物事を深く考えられるようになる。
そうして得られた知能で彼らは考える。女王蜂の打倒。人間社会で言うところの「革命」だ。
反逆の働き蜂たちは、人間の真似をして装備をつくることにした。すると、一匹が通常の蜂数百匹分の戦力になった。

装備を充実させた働き蜂の「革命軍」は、故郷の巣へと向かう。
自然界に組み込まれた原理ではありえないはずだった。同じ種族同士の殺し合い。
それまでは、本能に刻まれた「抑制ないしは抑圧」が働いていたのだ。
自我と欲望の肥大化は、その「枷」を破壊した。働き蜂達の革命運動は、抑圧の象徴である「女王」の死を持って完成されたのだ。

潜む隠密兎
ノーム

誰もが知っている通り、ウサギという生物は耳が長い。遠くの物音まで聞き分けられるため、外敵が近づく前に、素早く逃げることが可能だ。ウサギは進化の過程で、決して敵と戦う力を「求めなかった」。力が支配する世界で、彼らは力以外で生き延びようとした。

「賢さ」は、往々にして非力な者へ宿る。生き残るために、命がけで知恵を振り絞るからだ。利口なウサギ達が、もし「魔力を浴びる」ようなことがあれば、人へ害を与えだす。ウサギは賢い。賢いが故に、力でのし上がろうと考えていない。無駄なものに投資せず、ある「一点」のみ秀でれば良い。祖先がずっとそうしてきたように。

選択と集中――。
どこに? 耳だ。魔力を浴びたウサギは、脇目もふらず、ひたすら自慢の耳だけを進化させていく。とことんまで。
 音からは、多くの情報を得られる。魔力を浴びたウサギは、「情報戦」を制することで、他生物より優位に立つ。それがウサギの生きる道だと言わんばかりに。集音しやすいよう、耳がさらに巨大化した。ウサギは、味を占めた。「情報」さえ掴めば、人間でさえ出し抜くことも可能である。

人を欺くため、「地面に溶け込むように」自身を擬態化する。例えば、何でもない道に、化け物ウサギが潜んでいたとする。全身を草木で覆い、体に「泥や葉の汁」を塗り込み、周囲の色に溶け込んでいる。

人間社会で言うところの「密偵」のようだった。人に対し諜報活動を行うウサギを、「ノーム」と呼んだ。人間を観察していると、本能的にノーム達は感づく。人間は、なんて繊細で臆病な生き物なのだろうと、と。ウサギ同様に、人間も、その非力さゆえに知恵を発達させた生物なのだろう。どんな生物よりも臆病だったから、どんな生物よりも知恵を持ったに違いない。臆病という本質において、人もウサギも同類である。人の方が、より臆病なだけで。ノームは、人間を真似るようになる。「進化の道標」として、「臆病者の理想系」がそこにあるからだ。耳がさらに伸び、その耳を「人間の手足」のように扱い始めた。単純に手足を進化させない辺りに、ウサギ達の哲学が見え隠れする。 選択と集中。「耳」だけは、人に勝るつもりだろう。

煌めく財宝蝸牛
オリハルコン

カタツムリとは、陸の「貝」である。貝の「殻」は、身を守るための「鎧」である。進化の過程で、ひたすら「防具」を鍛え上げたのだろう。その精神は「攻めよりも守り」から。実に、手堅い性質の生き物と言える。カタツムリが、魔力の残滓を浴びたとする。本質が「手堅い」カタツムリ達は、叶えようとした欲望も「無難」であった。今より「安全」に生きていたい。それだけであった。カタツムリの殻が、「硬い石」になった。堅牢な殻が、カタツムリに「心の余裕」を与えた。心の余裕が、今までにない感情を与える。

――退屈だ。

長く殻に篭りすぎたカタツムリは、退屈に我慢が出来なくなる。魔力を浴びたカタツムリ達は、ある意味で「余計なこと」を考えるようになってしまった。おそらく、その感情を覚えたのは、人間以外ではカタツムリが初めてだろう。何の為に生きているのか? と。カタツムリ達は生に意味を求めだす。心の余裕は退屈を生み、退屈は思考に「贅肉」をつける。余裕が出来た途端、それまで気にならなかった事まで気になりだす。例えば、自分は何者なのかとか、何のために生まれてきたのかだとか……必死に生きている時は、決して考えない事である。カタツムリ達の「自分探し」が始まった。それが魔力と結びついて、肉体が変化していく。

「殻」を、宝石のような鉱物に変える種が現れた。
人間の場合、自分を着飾るのは、大概「裕福」な身分に限られる。それと同じ理屈で心の余裕が自己顕示欲へと発達したカタツムリを、「オリハルコン」と呼ぶ。オリハルコンは生まれてきた意味として、まず「個性」を求めたのだ。

そして……

オリハルコンは「自分探し」の結果、個性が際立ちすぎてしまった。あまりに綺麗だったため、オリハルコンは人間に「乱獲」された。個体数が激減し、滅多に目にすることが出来なくなった。オリハルコンは、魔法使いにとっても、特別な意味を持つ。例えば、生贄にして魂を右腕に宿すと、他の魔物以上に「力」が宿ると言われる。オリハルコンは、人間以外で初めて「生の意味」を思考した生物である。魂に蓄積された知識や経験は、人のそれに近しい。オリハルコンの「自分探し」に意味を見出すならば、魔法使いに利用される為にあった……と言えるかもしれない。自分よりも強者の「糧」になること。それは、立派な「生の意味」となりえる。この世界には、弱肉強食と言う理があるのだから……

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