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“恐怖”は人間の本能に訴える、もっとも根元的な感情である。それは、誰もがもっている人間の基本感情であり、それゆえ、誰も逃れられないもの。では、我々がもっとも怖いと感じる表現は何か……?
その答えを極限までに突き詰め、完成させたゲームが本作『SIREN(サイレン)』だ。馴染み深い日本の村という舞台、実際に居るかのような登場人物たち、そして、そこで起きる戦慄の事件と、村を支配する恐怖のルール。
本作には、ヒーローも居なければ希望もない。それでも、“恐怖”という感情と戦いながら、本能として逃げなければならない……。
恐怖を演出するうえでもっとも重要なのは、プレイヤーの生理的、本能的な感情に訴えかけること。そのため本作においては、人間がもっとも恐れる“闇”の表現を重視している。同様に直接的な“闇”以外にも、陰鬱さや焦燥感、不安感といった、プレイヤーが自らの想像力によって創り出す“心の闇”を喚起させる表現を目指している。
また、あたかも日本的な、山から降る霧や霞、視界の移ろい、風に揺らぐ木々など、すべてが雨や霧で冷たく湿ったようなビジュアル効果が本作の特徴だ。不鮮明な視界に人物、または怪物が蠢くさまが、本能的な恐怖心を刺激する。

本作では、特定の主人公の視点だけで語るのではなく、さまざまな人々の視点で、生き残るためにとる行動や心理の違いを表現。プレイヤーは、約10名ほどのプレイアブルキャラクターたちのそれぞれの物語やシチュエーションをザッピング形式でプレイし、恐怖に支配された村から脱出を試みることになる。
舞台となる“羽生蛇村(はにゅうだむら)”では、さまざまな境遇の人物が登場する。たまたまこの村にやって来た者、村に住んでいた者など、その数は20名以上。彼らのそれぞれの物語を紐解くことで、やがてこの村の謎が徐々に解き明かされていく。
内陸の山間部にひっそりと存在する、人口1500人にも満たない寒村……××県三隅群羽生蛇村。まるで外界との接触を拒絶するかのように存続しているこの村は、異端の信仰を持った人々の隠れ里として発祥したともいわれており、その特異な成り立ちと閉鎖性からか、オカルティックな伝承が今なお残されている。
小雨の降りしきるある新月の夜、サイレンにも似た、唸り声のようでもある奇怪な音が響きわたり、住民とともに村は消えた。
見慣れたはずの村には所々に明らかに異質な廃墟が立ち並び、水という水は海も川もみな血のように赤く染まっていた。恐怖と混乱のさなか、やがて消失に巻き込まれた村人たちは、自分たちを支配している恐るべきルールの存在を知る。
「徐々に、自分たちの身体が変容し始めていて、海から奇怪な音が聞こえてくる時、誰かが人間ではなくなる」と……。
人間の側に残された人々は、精神的に、また状況的にも追い詰められ、また自分たちの不信感からちりぢりになってその数を減らしていく。裏腹に、人でなくなった者たちはやがて共同体を築き、人のような生活を始める。あたかも人間とすり替わっていくように。
そんな中、残された人々は生き残るための絶望的な戦いを強いられるのだった——。
須田 恭也
▲オカルト好きな好奇心の強いごく普通の高校生。ネットで拾った“村民の1人による、残り全住民の虐殺”というショッキングな都市伝説に興味を持ち、1人マウンテンバイクで羽生蛇村にやって来た。
神代 美耶子
▲戸籍を持たず、村では役所や警察さえその存在に触れることが禁忌とされている美しい少女。神代家代々の中でも、生まれつき盲目のために特別視されている。なぜかよそ者の恭也に心を開き、彼とともに逃亡を試みる。
八尾 比沙子
▲屍人に襲われ、傷ついた恭也を助けた求導女(きゅうどうめ)。献身的で控えめな落ち着いた態度は、村が惨劇に見舞われようとも神の加護を信じているからなのか……。

この世界に登場する怪物は“屍人(しびと)”と呼ばれている。人々は、異界となった村において耐えることのできないほどの渇きに襲われ、赤く染まった水を口にし、徐々に屍人へと姿を変えていく……。
深夜0:00——臨界を超えた者は、赤い海の彼方から響いてくるサイレンの音に誘われ、海の彼方へと消えていき、翌朝には屍人として変容した姿で現れる。
人間との大きな違いは、その外観だけでなく、何より不死身となったその肉体だ。

羽生蛇村の人々は、常に屍人との脅威と戦いながら村からの脱出を図っている。しかし、屍人たちは倒しても何度でも復活し、再び人間を襲い始める。では、生存者たちはどう戦えばいいのか?
生存者の多くは何の変哲もない普通の人間で、現実同様にか弱い存在であり、戦闘は本当の最終手段になる。ただし、それも絶対的な危機回避ではない。いかに屍人に気づかれずに行動するかを考えるのが得策だ。
本作では、屍人への対抗手段として独自のシステム“幻視(視界ジャック)”が存在する。これは、他人の見ている映像を自分が見ているかのように感じ取る能力のこと。屍人の脅威から逃れる助けとなるこのシステムは、対象が近くにいればそれだけ画面が鮮明に映る。
“幻視”がレーダー的な役割を果たすのに対し、陽動・逃亡はより現実的な危機回避方法となる。例えば、非常ベルを鳴らして屍人の注意を向けたり、叫ぶことで周囲の屍人を集めてその間に逃げ出したり……。
屍人の聴覚を逆手にとって行動することが、無駄な戦闘を避けることにつながる。ゲーム中は“幻視”と合わせて駆使していくことで、より効率的に屍人の魔の手から逃れることができるはずだ。

終わらない、絶望。
『SIREN』の闇に迫る「SIREN ReBIRTH」が
WEB漫画サイト「Z」で 2018年3月2日から連載開始!
(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント
| 配信日 | 2012年7月25日 | ||
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| ジャンル | ホラーアドベンチャー | ||
| フォーマット | PS3 | ||
| 販売形態 | ダウンロード | ||
| 振動機能 | 対応 | ||
| CEROレーティング (対象年齢) |
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| プレイヤー | 1人 |