隠密行動の緊張感と成功したときの達成感。正面から敵とぶつかり合うゲームとはひと味違った体験ができるステルスゲームを紹介しよう。
さすらいの浪人や忍びの者となり、己の技と刃を研ぎ澄まし、人知れず敵を討て。
数々の受賞歴を誇るフロム・ソフトウェアが、いわゆる“死にゲー”制作のノウハウを注ぎ込んだ究極のアクションアドベンチャーゲーム。舞台となるのは、相次ぐ戦乱で荒廃した戦国時代の日本。隻腕の忍、“狼”となり、連れ去られた主を取り戻すために戦おう。義手忍具に装着できる多種多様な武器を操って敵を始末し、葦名一族の当主を討ち取るのだ。
江戸時代の日本を舞台としたハードコア戦術ステルスゲーム。プレイヤーは将軍の命を受け、恐るべき陰謀を阻止するために寄せ集めの集団を指揮していく。キャラクターの固有アビリティを活用して力を合わせ、危険な罠、容赦ない敵、死と隣合わせの戦闘が待ち受ける幾多のマップを突破せよ。
モンゴル帝国によって侵略された対馬。武士・境井 仁は、冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として、侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても故郷を守ろうと決意し、モンゴル帝国軍に戦いを挑む。隠密や闇討ちを駆使した戦術と豪快な剣術を使い分けながら、壮麗な対馬を駆け巡れ。
謎の感染爆発によって変わり果てたアメリカを横断した前作の旅路から5年後。ようやく手に入れた平和が崩壊したとき、主人公エリーは復讐の旅に再び旅立つ。シアトル圏の武装勢力を相手に、音を立てることなく敵を葬り、罠を仕掛け、時に残忍な手段を用いながら道を切り開け。
かつてダンウォールの街で悪名をとどろかせた暗殺者集団の一員ビリー・ラークは、昔の恩師である伝説の暗殺者ダウドと再会し、史上最大の暗殺任務“アウトサイダーの抹殺”を引き受ける。3つの超常能力と様々な装備を駆使したステルスアクションでミッションをこなし、神のごとき存在であるアウトサイダーの元に近づいていこう。
古代イタリアからアメリカ西部開拓時代まで、様々な時代のドラマティックな舞台で、歴史の闇を渡り歩こう。
「アサシン クリード」シリーズでも屈指の人気を誇る暗殺者エツィオの物語を描く3部作を通じて、中世ヨーロッパを探索しよう。恐るべきアサシンとなって、人ごみに紛れ、アクロバティックな技を使いながら、陽光あふれるイタリア地中海の街並みを駆け抜け、テンプル騎士団の邪悪な企みを阻止する方法を見つけ出せ。
恐ろしい疫病が蔓延し、社会が混乱に陥った14世紀フランスが舞台。謎の襲撃者によって家を追われ、命を狙われることとなった10代の少女アミシアは、身を潜めながら知恵を絞って道を切り開いていく。おぞましいネズミの大群や冷酷な追跡者の魔の手をかいくぐり、弟ユーゴを救い出すのだ。
枢軸国による侵略が拡大する第二次世界大戦中のさ中。連合軍に属する一匹狼のスナイパーとして、ファシスト政権下のイタリアに潜入しよう。緑豊かな地中海沿岸で音もなく警備兵を始末し、ナチスの高官を暗殺せよ。地の利を生かして標的を仕留めていこう。狙撃成功時には、シリーズの代名詞とも言えるスローモーションによるキルカメラで暗殺の瞬間が再生される。
往年の人気シリーズの再始動作品でありながら、昔ながらのストラテジーゲームの再現に留まらない進化を遂げた意欲作。2001年発売の『Desperados: Wanted Dead or Alive』の前日譚となる『Desperados III』は、初代シリーズの自由度の高いゲームプレイはそのままに、計画・戦略・ステルスの要素を前面に押し出している。これらの要素を巧みに組み合わせ、西部の未開拓地で無法者や悪党に立ち向かえ。
ハイ・コンセプトなSF世界の主人公となって、敵の目をかいくぐりながら目的を達成せよ。
サイバーパンクな近未来を舞台としたアクションRPGとなる本作は厳密にはステルスゲームではなく、正面切った銃撃戦で突き進むことも可能。ただし、慎重なプレイスタイルが好みなら人目を引かずに行動するためのステルス手段も豊富に揃っている。機械化された人間とそうでない人間に分断された近未来で、プレイヤーは人類分断を目論む黒幕を追うことになる。立ちはだかる相手を始末するか、あるいは相手をやり過ごすかはプレイヤー次第だ。
本作の主人公は、映画版「エイリアン」シリーズの主人公エレン・レプリーの娘であるアマンダ・リプリー。ステーション内の通気口や狭い場所では、酸を吐くエイリアン“ゼノモーフ”がどこに潜んでいるかわからない。エイリアンに加え、数少ない生存者や暴走したアンドロイドにも極限まで追い詰められることになる本作では、脱出成功の暁には思わず心からの安堵の息が漏れることだろう。