PlayStationの高難易度ゲームタイトル

PlayStationには、アクションRPGから横スクロールシューティングゲームまで幅広いジャンルで、プレイヤーの腕が試されるゲームがたくさんあります。高難易度のゲームを求めている方は、ここでご紹介するゲームにぜひ挑戦してみてください。

恐ろしい世界に立ち向かえ

最先端のSFシューターから、王道ジャンルに大胆なひねりを加えたものまで、生き残りを賭けて戦うゲームをご紹介します。

Devil May Cry 5 Special Edition

カプコンが贈る大型アクションシリーズの5作目は、壮大なスケールのボス戦と圧倒的な技術力の奥深さの評判を裏切らない。『DMC5』では、勝つだけでは十分ではない。あらゆるエリアでの戦闘で「SSS」ランクを叩き出すには、ゲームの戦闘メカニクスを熟知することと、スムーズなタイミング、そしてスタイリッシュに戦うセンスが求められる。

ゲーム自体は簡単ではないものの、多くのプレイヤーにとってはクリアできないほどのものではないはずだ。しかし、ゲーム内でアンロックされる難易度「DANTE MUST DIE」モードをクリアするには、一握りの人しか持っていない真のスキルが必要になる。

一番よいアプローチは、DMCの特徴であるコンボを中心とした戦い方をマスターすることだ。素早い連続攻撃を繋ぎ、長距離からの銃による攻撃と近接攻撃を組み合わせることで、戦闘の流れをコントロールし、敵に追い込まれないようにしよう。 

Returnal

『Returnal』はゲームオーバーのたびに世界の姿と入手できる装備が変わっていく、新感覚ローグライクTPS(三人称視点シューティングゲーム)。究極のリプレイ性を目指して設計された本作では、絶えず姿を変える謎の惑星に不時着した宇宙飛行士セレーネが、惑星からの脱出を目指し、弾幕飛び交うハイテンポなバトルに身を投じる。死のたびに攻略法を学び、臨機応変な戦略によって道を切り開こう。 

『Returnal』では厳しい戦いがプレイヤーを待ち受けている。山場では、危険な弾幕やテレポートする敵、マップ上の罠が次々に襲いかかってくる。生き残り続けるには、集中力と巧みな操作が必要とされるだろう。

ローグライクゲームである本作では、プレイヤーが繰り返し覚え、スキルを磨くことで道が切り開けるゲームデザインになっている。プレイの度に色々なことを試してみよう。異なる武器を使ってみたり、違う順序で目標に挑んだり、ゲーム内で相互に関わり合うシステムがどうプレイに役立ち、どう障害になるか理解を深めていくことが重要だ。

Lies of P

『Lies of P』は非常に高い難易度を誇る一方で、精緻に組み立てられたアクションアドベンチャーでもあり、このジャンルの名作中の名作だ。ハイテンポで正確な立ち回りを求められる戦闘、巨大なボスとの迫力あるバトル、隠された秘密や危険な罠が散在する広大なマップが、挑戦者を待っている。

『Lies of P』は、数段階のフェーズを持つボス戦が大きな魅力となる、歯ごたえのある作品だ。ボス戦では、膨大な体力と強烈な攻撃を持つ敵を相手に、回避やパリィを行いながら、激しい攻撃をたたき込む能力が試される。

勝利の鍵はビルドに注意を払うことだ。メインとなるパーツを交換すればさまざまなダメージへの耐性を上げられるし、各武器には異なるダメージタイプや戦闘スタイルが設定されている。アミュレットの効果を生かすことで勝率を大きく上げられる場合もある。苦戦する時は、一度ビルドを組み直してみよう。意外な攻略の道が見えてくるかもしれない。

仁王2

Team Ninjaが贈る、大ヒット和風ファンタジーの続編となる本作は、巨大なボス、秀逸なレベルデザイン、そしてプレイスタイルによって幅広い戦略で戦える絶妙な戦闘システムと、あらゆる面がパワーアップした。ゲームを最後までやり抜くには、絶えずスキルを磨く必要がある。さあ、命を賭けた戦いに挑もう。

Team Ninjaの手掛けるゲームにはプレイヤーを極限まで追い込むものが多いが、『仁王2』もその例外ではない。雑魚敵にさえ簡単に大ダメージを負わされ、ボスであればほぼ一撃で葬られてしまうこともしばしばだ。難易度は非常に高いが、必ずクリアするための道が隠されている。  

『仁王2』ではプレイヤー次第で幅広いビルドを組むことができ、戦闘が始まる前のビルド構築の段階からすでにこのゲームの攻略は始まっている。待ち受ける試練に合わせて武器や防具を見直そう。鍛冶屋を十分に活用して、新しい装備を作り、性能を上げよう。また、魂代や守護霊から得られるメリットも重要な要素だ。小さな積み重ねが勝敗を左右する!  

高難易度アクション界の王者

フロム・ソフトウェアの『Demon's Souls』を始めとする高難易度タイトルはプレイヤーから「ソウルシリーズ」と称され、ゲーマーの間で高い評価を受け続けて来ました。その評判は高まるばかりです。 

ELDEN RING

ダークファンタジーの世界が舞台の傑作アクションRPGを数多く生み出してきたフロム・ソフトウェアがNew York Timesのベストセラーランキングにも掲載されたファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』の著者、ジョージ・R・R・マーティン氏とのコラボレーションによる超大作アドベンチャーゲームを引っさげて帰ってきた。「狭間の地」と呼ばれる新たなファンタジー世界を舞台とした『ELDEN RING』は、ステルス、アクション、キャラクタービルド、広大なフィールドの探索を融合した、これまでで最も野心的なゲームだ。そしてそのすべてが、フロム・ソフトウェアらしい、圧倒的だが挑戦し甲斐のある高難易度で彩られている。

本作はフロム・ソフトウェア作品の中では特に難しいわけではないが、とても「簡単」とは言えない難易度になっている。『ELDEN RING』の舞台はオープンワールドであるため、戦いやすい相手も多数存在するが、ダンジョンの先では恐ろしい敵がプレイヤーを待ち受けている。

『ELDEN RING』は高難易度のゲームである一方で、非常に攻略の自由度が高いゲームだ。ボスが倒せなければ、広大なフィールドに散らばる別のダンジョンを攻略してレベルアップをしても良いし、プレイヤーの味方となる”霊体”を召喚することもできる。もちろんオンラインに繋いで世界中のプレイヤーと共闘することも可能だ。アクションが得意なプレイヤーも苦手なプレイヤーも、自分なりのプレイスタイルで攻略を楽しむことができる。

Bloodborne

『Bloodborne』は、ダークファンタジーの舞台をよりモダンかつゴシックな雰囲気に置き換えたものであり、このスタジオの有名な作品の中でも傑出した作品だ。異質な服装に身を包んだ孤独なハンターとなったあなたは、荒廃したヤーナムの町や周辺地域をを探索しながら、おぞましい血の呪いを解く方法を見つけなければならない。身の毛もよだつ恐怖や恐ろしい敵たちに満ち溢れている『Bloodborne』は、その姉妹作と同様に難易度の高い作品となっている。 

テンポの速い戦闘と多種多様な敵たちによってより一層激しさを増しているプレイスタイルは、『Dark Souls』のベテランたちでも慣れるのに手こずるだろう。ヤーナムの地を巡って多くの人々やボスたちとの遭遇を果たした後も、まだ『Bloodborne』には聖杯ダンジョンが残っている。罠や予想もつかない敵、圧倒的な脅威となるボスたちで溢れる恐怖の迷宮が、プレイヤーに征服されるのを待っているのだ。

攻略のコツは、攻撃的に攻めることだ。『Bloodborne』には「リゲイン」という特殊なシステムが実装されている。これはダメージを受けた後、一定時間内にすばやく反撃を行えば失ったHPの一部を回復できるというものだ。また、ステップ(『Dark Souls』におけるローリング)をうまく使えばより機動的に立ち回れる。使いこなせば敵の周囲をすばやく動き回ることで優位に立ち、全方位から攻撃を当てることも可能だ。 

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は、戦国時代の日本を舞台に、凄腕の忍びが戦うアクションアドベンチャーだ。このゲームには、集中力と観察眼、そして操作の習熟が求められる。それだけではない。フロム・ソフトウェアの過去作とは異なり、本作では他のプレイヤーを呼び出して協力してボスに立ち向かうことができないのだ。しかし、その困難な戦いに挑戦するだけの価値がある。高難易度ではあるが決して理不尽ではない戦闘、卓越した敵のデザイン、そして広大な世界での冒険に、いつの間にかあなたは夢中になってプレイしていることだろう。

『SEKIRO』はフロム・ソフトウェアのゲームの中で最も難易度が高いゲームだと言われることも多い。特にボス戦では、大半のゲームをはるかに超える集中力が必要とされる。  刀と弓を操る剣士や、幻術を使う忍び、そして巨大な獅子猿など多彩なボスたちが登場し、プレイヤーの覚悟を問うてくる。

本作では、フロム・ソフトウェアの他のゲームとは大きく戦術を変える必要がある。『SEKIRO』の戦闘は、刀と刀がぶつかり合う“弾き”に重点が置かれている点で他のタイトルとは異なっている。剣術と体術、そして忍具など持てるすべてを駆使して、敵の命を刈り取る容赦無い一撃・忍殺を決めよう。

DARK SOULS Ⅲ

フロム・ソフトウェアのファンたちは「DARK SOULS」シリーズの中でどれが一番難しいか、いつまでも議論し続けるだろう。だが3作目は有力候補と言っていいかもしれない。ステージ構成はシリーズで随一の複雑さを誇り、ボスとの戦闘もどれも非常に手強い。大人気シリーズを期待以上の面で正統進化させた『DARK SOULS III』には、膨大な数のビルドや武器、探索しがいのある広大なエリアがプレイヤーを待ち、そしておなじみのキャラクターたちも登場する。

難しいことで有名なフロム・ソフトウェアの「DARK SOULS」シリーズ第3弾。剣戟バトルの根幹ともいえる敵との間合いや手に汗握る攻防は近年のフロム・ソフトウェアタイトルの源流ともいえるものです。戦闘は非常にうまく調整されており、難易度の上昇ペースがよく考えられているため、一箇所だけ特に難しいところがあるといったことはない。

よく観察し、そして学習することが重要です。初めて目にする場所では十分に注意を払い常に慎重な行動を心掛ける。そして一度死んでも諦めることなく、どこがダメだったのか、どうすれば攻略できそうかと思考し、挑戦し続けることでプレイスキルの上達と共にその難局を乗り越えることができるでしょう。

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

フロム・ソフトウェアの創業当時から続く「ARMORED CORE」シリーズの最新作。
『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』は、パーツを組み替えてアセンブルした自分だけのオリジナルメカを操り、立体的で緩急のあるステージを三次元立体機動で自由に駆け巡ることができるメカアクションゲームです。射撃と近接戦闘を駆使したダイナミックな動きで、難局に挑み、敵を圧倒するなど、メカだからこそ実現できる多彩なアクションを楽しむことができます。

このゲームで求められる地上と空中の両方の戦術が絡む立体的な三次元の戦闘スタイルは「ソウルシリーズ」とは全く異なるもので、多くの人にとって新たなバトルスタイルへの柔軟な適応が求められる。またミッションにあわせて豊富な武器や各パーツを適正にアセンブル(組み替え)していくことや、降りそそぐ弾幕、強大で動きの速い敵がその難局をさらなるものにしている。

プレイヤーが乗るアーマード・コア(AC)の柔軟性はほぼ無限で、アセンブルの方法や外観の選択肢は非常に多い。どのミッションにも同じ構成の機体に乗って臨んでいる場合、おそらく必要以上にプレイが難しくなっているはずだ。各ミッションの特徴や敵の動き、攻撃方法を踏まえて、自らの武器や機体パーツを臨機応変にアセンブルしていけば、その難局を乗り越えることができるだろう。

インディースタジオからの刺客

数々のクリエイターが開発する多様なインディーズゲームから、自分の腕試しをしたいプレイヤーも満足できるタイトルをご紹介します。

Cuphead

往年のキッズアニメの雰囲気を完全再現したポップなアートスタイルにもかかわらず、『Cuphead』はお子様向けとは言えない。カラフルで個性的なビジュアルの先には、高難易度のアクションとシューティングが待ち受ける! 姿を変えながら襲いかかってくるボスを倒すには、慎重にタイミングを図る用心深さと、巧みな指さばきが必要だ。

個性的なスタイルのビジュアルに騙されてはならない。『Cuphead』を子供向けタイトルだと思うとヒドい目に遭う。このゲームには、ゲームセンター全盛期の無慈悲なシューティングゲームを彷彿とさせる、昔ながらの“撃っては避ける”スタイルの機敏なプレイが求められる。もしこのゲームをゲームセンターで遊ぶとしたら100円玉が山のように必要になるだろうが、家庭用ゲーム機なら腰を据えてじっくり挑戦できる。

『Cuphead』のコツは、まずはこのゲーム特有のメカニズムである「パリィ」をマスターすること。パリィは極めて有効で、多種多様な弾のダメージを完全に無効化することができる上に(ただしピンク色の弾には注意すること)、スーパーゲージも溜めることができる。 

Hollow Knight (ホロウナイト)

ムシの王国「ハロウネスト」の住人たちは、それほど危険に見えないかもしれないが、見た目に惑わされてはいけない。数々の賞を受賞した2Dアクション『Hollow Knight』は、その難易度の高さだけでなく、卓越したアートディレクション、見事なレベルデザイン、キレのある戦闘でも有名だ。狡猾なボスと戦い、いたるところにある隠し要素を探しながら、忘れられた王国の秘密を解き明かそう。

見た目は一見可愛らしいが、『Hollow Knight』は一切の妥協がないゲームだ。開発元のTeam Cherryのスタッフは、厳しく危険なステージから凶暴なボスにいたるまで、プレイヤーのスキルを限界まで試すようにデザインされたゲームを作り上げた。

細かいことは気にしなくて大丈夫。目についたジオをすべて集めようとしたり、できる限りジオを節約しようとしたりすると、ストレスになる上に必要以上にジオが貯まってしまうかもしれない。『Hollow Knight』で得られる本当の報酬は、プレイ体験そのものだ。発見こそが最大の宝であり、ハロウネストで見つかる一番価値あるものは、落とすことも無くすこともない。

Dead Cells 

フランスのスタジオ、Motion Twinは、自動生成されるダンジョンが舞台の2Dアクションの圧倒的完成度によって、世界中のプレイヤーの心をつかんだ。過酷な道のりの進捗はゆっくりになるかもしれないが、重要なのは目的地に着くことではなく、過程そのものだ。『Dead Cells』では、最高に気持ちのいいアクションの手触りによって、プレイの一瞬一瞬を楽しむことができる。すぐに死んでしまうかもしれないが、すぐに戻ってまたプレイしたくなるだろう。

最初は対処可能な難易度から始まるが、後半に進むに従ってゲームのペースはどんどんアップしていき、クリアのために十分な備えが必要になるだろう。  

『Dead Cells』で何よりも重要なのは、柔軟に対応できる装備を整えることだ。プレイヤーは近接武器と遠距離武器に加え、トラップのように機能する2つの装備を持ち運ぶことができる。分かりやすい近距離武器や遠距離武器を重視したくなるかもしれないが、難易度が上がってくるとトラップが大きな役割を果たすようになる。これらにリソースを割くことで、あらゆる場面に対処しやすくなるだろう。

The Witness

高評価インディーズゲーム『Braid』のクリエイター、ジョナサン・ブロウによる洗練されたパズルゲーム。何の説明もなく、プレイヤーはミステリアスな孤島に置き去りにされ、島中に散りばめられた様々なタイプのパズルを解くことになる。冒険をすすめるうちに、パズルはどんどん複雑になり、難しくなっていく。すべてを解いて、島の秘密を解き明かすことはできるだろうか?

『The Witness』には多数のパズルが用意されており、非常に単純なものもある一方で、ほとんど解決不能なほどに難しく見えるものもある。このページの他のゲームでは巧みな操作やタイミングが重要だが、『The Witness』では他のどのゲームよりもプレイヤーの知力が試される。 

とにかく何でも試してみよう。『The Witness』のパズルにはどこかに共通のロジックが隠されている。ゲームを進めてさまざまなパズルに挑戦していくほど、そのロジックの異なる当てはめ方を理解できるようになり、短い時間で回答を見つけられるだろう。